突然ですが、僕の友人に顔のデカい人がいます。今回はAIを使ってそんな彼をアニメのキャラにたとえてみました。
さて、気になる顔のデカい彼は僧侶インフルエンサーの稲田ズイキ君です。
稲田ズイキ君は、現在住所不定の出家ならぬ家出中の僧侶兼ライターです。
彼は僕が知っている中でも最も文才に長けた人のうちの1人で、最も顔がデカイい友人であると認識しています。
「なんか最近野菜高くない?」と言うと、彼は嬉しそうに「俺の顔がデカいからや!」と言います。そんなくだらない会話をかれこれ12年ほど続けてきました(高校時代から)。
彼に関する記事等はこちらからどうぞ。
響け!家出僧侶のバイブス!
稲田ズイキのTwitter
今回は、そんな彼をAIを使ってアニメキャラにたとえてみようという企画です。
「自分がどのアニメキャラに似ているか?」って気になりますよね。そんな夢みたいな判定アプリの第一歩として、あなたがどの顔デカキャラに似ているかを判定してくれるアプリを作ってみました。需要は知りません。
まずはデータを集めていきます。
Yahoo知恵袋を参照に、顔がデカいアニメキャラクターを以下の候補に絞り込みました。
候補:ミスターサタンニコちゃん大王おじゃる丸アンパンマンドラえもん剣部シラバク栗頭先生
ニコちゃん大王ってもはや顔デカいとかのレベルじゃなく、ほぼ顔なんですけどね。そういえば、稲田くんはイジられすぎて、後半は「一頭身」って言われてました。「俺はカービィか!」って叫びながら大きな口を開けて空気を吸っていましたね。
技術系に関しては別記事でQiitaに載せるのでここでは詳しくは書きませんが、PythonのBeautifulSoupというライブラリを使ってスクレイパーを書きました。
次は機械学習モデルの訓練(AI部分)です。
今回は、TuricreateというAppleが公開しているOSSで、手軽に画像類似検索が実装できると聞いたので使ってみました。
少中をのぞいてみたところ、画像類似度に使われているモデルはResnet50で、転移学習をスムーズに行えるようにツール化しているようです。
推論部分の類似度計算にはユークリッド距離を用いていて、kの数を指定することで上位k個までの類似画像をソートすることができます。
今回の開発に使ったソースコードは解説と共に開発内容メインの記事に載せます。(coming soon)
開発中は上位10個までを結果として表示させてみました。
まずは自分でテスト。この時期は少し太っていたのでアンパンマンが多めでした。致し方ないかなという感じ。
さて、稲田くんはどの顔デカキャラなのでしょうか。
これが僕のデータフォルダに現存する最もデカい稲田くんの顔です。デカい。異次元にデカい。
さて、気になる結果は。。。
他の画像も何枚か試しましたが、ニコちゃん大王の出る割合が高かったので、稲田君の似ているキャラクターは
ニコちゃん大王
となりました。
本記事ではお遊び要素が強めですが、少し工夫すると類似画像検索アプリなどに応用できそうです。
顔デカキャラ以外の違うお題でも試してみたいと思っているので、もしこんなのが見てみたいというのがあったらぜひコメントやメッセージください。
Twitterも細々とやってます。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。Aki※この記事は稲田くんの許可をとって制作しました。見せてみたら、稲田くんは「美味しいな〜〜」と言って、とっても喜んでいました。数少ない自慢の親友です。